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彼氏彼女の事情12

表紙の人、てっきり真秀だと思ったら、違いますね。マーティンですね。
ビックリ。

顔のかき分けという部分では、多少、課題が残りますが(なんか、偉そうだ)、つばさが、フワッと花がひらくようにキレイになるところは、なかなか、印象的なシーンでした。
世界のなかで、そこだけが、くっきりと浮いて見える。

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みどりのマキバオー6

精神的な支柱を失って、さまようマキバオー。

でも、もっと辛いのは、自分が乗馬を許可したばっかりに、そういう結果を導いてしまった飯富調教師だと思います。
でも、彼は、マキバオーたちのために、そして、なによりもチュウ兵衛のために、悲しみを抑えなければならなかったのです。

その部分が、京都の夜の話で、ちょっと見える。
男だ。渋い。

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アラベスク2 第1部 下

文庫で4冊。単行本なら、8冊ぐらいのはずのこのマンガですが、もし、同じストーリーを今かくとなると、多分、倍以上の量になるんだろうなぁと思います。

これが、マンガが進化してきた証拠でもあるし、また、昔のマンガが、とっても、濃密な味がある理由であるようです。

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ファウンデーションの危機 下 新・銀河帝国興亡史1

人間と一緒に、ロボットが、お猿の脳へ精神接触しているのですが、ロボットにそれは可能なのだろうか?

いや、ベンフォードが、彼女を人間として扱いたかったのだなぁというのはわかる。でも、心は人間でも、ボディは鋼鉄で、頭脳は陽電子頭脳なのだと思っていたので、この解釈の仕方は、ちょっと違和感があります。

まあでも、そういった、「きっとアシモフなら……」という部分を気にしなければ、とても楽しい小説です。

残りの2人が、あとをどう引き継ぐのか、けっこうドキドキします。