時の地平線8 諸葛孔明
ということで、思えば、イヤなことは全部、士元がしてくれます。
孔明、いい友だちを持ったな。
このあたり、本当は、心の奥底では孔明自身も理解しているハズなのに、見ないふりをしている気がしてしかたないですね。
ということで、思えば、イヤなことは全部、士元がしてくれます。
孔明、いい友だちを持ったな。
このあたり、本当は、心の奥底では孔明自身も理解しているハズなのに、見ないふりをしている気がしてしかたないですね。
ということで、前の巻から引き続き、土行孫と嬋玉の夫婦が、大活躍。
戦場を爆笑の渦に巻き込みます。
すいません。言い過ぎました。
セーラームーンのキーワードがあると、「はてな」のキーワードからいつもよりたくさんの人が、このサイトを見に来てくれます。
やっぱり、根強いセーラームーン人気です。
多分、テレビの情報とかではないので、失望させていることと思います。
ゴメンな。
今読み返してみて、「おもしろい」というのは前回も書いたのですが、なんか、けっこう伏線もいっぱいはってありますね。
アマゾネス・カルテットが、実はセーラー戦士だったというのは、昔読んでいたときは、いきなりな展開だと思っていたのですが、サターンは、ずっと知っていたみたいだし、うさぎちゃん自身も、気付いているシーンがちゃんとありましたねぇ。
以前は、このあたりはおもしろくないと思っていたのですが、それは、長く続いている=無理矢理引き延ばしているというという先入観や、人気がある(でてきた)=くだらない(堕落したな)みたいな思いがあったのだろうと思います。
まあ、年のせいというのもあるのかもしれませんが……。
年取って、セーラームーンがおもしろくなるのって……ちょっと、間違っている気もしますが……。
どうやら、大化の改新から50年ぐらいの出来事をいろいろな角度から切り取って書いていくみたいですね。
ダイナミックな時代の動き(突然、平安時代や、鎌倉時代を舞台にするようなこと)は、なさそうです。
今回は、不比等の過去。
流されて、真人、史人と名前や境遇が変わっていくのは、自分が弱いためだと強くなろうとするお話。
不比等という名前には、自身の決意も込められているようです。
この人は、藤川 圭介の「宇宙皇子」の第1部の敵役であることぐらいしか知らないのですが、こんな過去があったと思うと、けっこう、今の彼も理解できるような気がします。
ところで、超能力者が狂言回しと書きましたが、実は真の狂言回しというか、影の主人公は、田辺 大隅というお祖父ちゃんではないかと思った。
今まで、聞いたことない人だ。
検索をかけると、長岡 良子関係のページが、いっぱい出てきた(笑)
どうやら、京都、滋賀県のあたりに、実際にいた人らしいということはわかるのですが……。
「夜の虹」は、現実的な理想(管理された社会)を追う不比等と、小角たち異形の者たちの対立のお話。
最後の不比等の一言は、けっこう、印象的です。
そうしなければならない彼の悲しさが伝わってきます。
かなり前から気になってはいた勾玉三部作です。
国津神と天津神の対立のお話です。
そして、その対立の根本には、イザナギとイザナミという世界を創造した二つの神の対立があります。
天津神の方は、不死の種族です。ケガしても、死にません。
国津神の方は、よみがえりの種族といわれていて、死んでも転生してくることが出来ます。
で、天津神の方は、国津神を滅ぼして、不死の世界を築こうとしているようなのですが、神様は不死でも、それにしたがう民は、普通の人間のような気がするのですが……。
どうなんでしょう?
でも、どちらも、「悪」としては書かれていないところや、主人公の気の強さなどは、とても、おもしろく読めました。
最近読んでいる児童文学(?)は、あたりが多いです。
これも、オススメ。
ということで、続編を買ってこねば。