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トンデモ一行知識の世界

放送時間が変わる前の「トリビアの泉」は、ときどき見ていました。
これは、そのタネ本だそうです。

こっちの方が、語り口調はおもしろいです。
やっぱり、テレビだと、長々とそれについてくるようなくだらない知識が抜け落ちて、インパクトが命になってしまうからでしょう。

実は、今、たくさんあるこの手の本の中で、なんでこの本を買おうと思ったかというと、この本の続きの「トンデモ一行知識の逆襲」のなかの星新一さんのお話を読んだからです。

そんな晩年だったのかー。
ヘエー。
と、思ったのです。

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少し遅くなってしまいましたが、キリ番の申請をしていただきましたので、登録しました。

25000番です。

踏まれたのは、このボードゲーム界隈では、知らない人はいないおのさんです。

現在は、気温40度のインドで、修行をされておられます。

更新雑記

ということで、きのうは、さがしものをしていたら、日記の更新ができませんでした。
しかも、さがしものは、見つからなかったという……。

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プールポジション

「えっ、『ポールポジション』?やったことない。やってみたい」

テーブルに、座ってみると、「プールポジション」でした。

「えっ、どんなゲームなんですか?」

と聞くと、

「まあ、バカゲーだね。」

というお答え。

「プールポジション」は、プールサイドのいす取り合戦です。
というえことで、プールには、入りません。しかも、タオルをイスにおいて場所取りをするというマナーの悪さ(笑)
このものをおいて場所取りするという発想は、万国共通ですか?

でも、こんなゲームなんですが、やってみるとけっこうシビアな感じのするゲームでした。
すっごいちゃんとゲームになっていました。

プレーヤーは、規定枚数のカードを持っています。そして、そのカードを1枚選んで、全員一斉に表向けにします。
このあたりは、「はげたかの餌食」と似ています。
1番大きいカードを出した人から、順番に自分のタオルをおいていきます。ただし、タオルをおく場所にもグレードがあります。いい場所には、たくさん点数がいります。

さて、点数ですが、自分が出したカードの点数は使えません。場に出ている自分の次に多きなカードの点数の分だけ使うことができます。
この点数を使って、タオルを2つまでおくことができます。また、5点までだったら、ストックしておいて、後で使うこともできます。

2番目に大きな数を出した人は、3番目に大きな数の分だけ点数を使えて……でも、1番小さな数を出した人は、なんと、1番大きな数の点数を使うことができます。

このあたりが、このゲームのオモシロいところで、カウンティングができますので、いつ、小さなカードで大きな点数をせしめるかというのが、なかなか熱いです(もしくは、せっかく大きな数字を出しても、次の数が小さい数字でショックをうけたりします)。

イスが、1列すべてタオルで埋まると、監視員が現れます。
でも、熾烈なイス取り合戦は続いて、なんと、人がイスにのせているタイルをプールにすてて、自分のタオルをのせるという暴挙に出ます。

タオルが1枚すてられると、監視員が、1歩ずつ近づいてきます。

そして、イスの真横まで監視員が来ると、その列のタオルは、もう動かすことができなくなります。

規定人数の監視員が、イスの真横までくると、ゲーム終了になります。
最終的に、残っているタオルの点数を計算して、1番たくさんの点数のある人が勝ちです。

このゲームですが、序盤で目立つと、みんなから点数がまるわかりなので、叩かれまくります。
だから、叩かれないように、圧倒的に勝つか、目立たないように2、3位ぐらいで一気に逆転を狙った方がよいみたいです。

最初のうちは、監視員の動きもゆっくりで、ちょっと、間延びして感じるのですが、後半は、監視員の動きが2人ずつ動くので(たての監視員とよこの監視員)、ちょっとゲームが加速する感じがします。

なんとなく、いろんなルールが、混在していて、まとまりなさそうなプレイ感ではありますが、けっこう楽しかったです。

でも、「カフェインターナショナル」の後で、またまた、パズルっぽいゲームだったので、少しつかれました。

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カフェ・インターナショナル

「カフェ・インターナショナル」は、けっこう有名なゲームです。
ゲーム大賞ノミネート作品で、カードゲーム版も出ています。
巷の評判によると、カードゲーム版よりも、元になったボードゲーム版の方が、おもしろいというウワサです。

今回遊んだのは、このボードゲーム版の方です。

えーと、ボードには、国旗のかかれたテーブルが列んでいます。
テーブルの周りには、イスが4つ。
このイスの上に、手札になる人物のタイルを置いていくゲームです。

人物タイルには、色々な国の男女がかいてあります。
自分の手番になれば、この人物タイルを1枚か、2枚、イスの上においていきます。

ただし、テーブルにかいてある国旗と、イスの人物の国があっていなくてはいけません。
また、テーブルには、最終的に、男2人、女2人が席に着いているようにしなければなりません。

テーブルに2人以上座らせると、点数がもらえます。同国人の場合は、さらにボーナス得点がはいります。

テーブルに、国旗がかいてあるのに、同国人でない場合があるのか?
実は、イスですが、2つのテーブルにはさまれたかたちでおかれているイスも存在します。そういうイスは、どっちの国の人を座らせてもいいわけです。
しかも、うまくやれば、どっちのテーブルからも点数を得ることができます。

どうしても、テーブルの席に手札がおけなかったり、置きたくなかったりした場合は、カウンター席に置きます。
カウンター席は、置いた瞬間に、かいてある点数をもらえたり、マイナスしたりしなければなりません。
たしか、前半は、けっこうプラス点なのですが、置くところのなくなる後半にマイナス点がかたまっていたと思います。
けっこう、イジワルだ。

あと、どこにでもおけるワイルドカードの「国際人(?)」というのがあって、この札は、7ならべのジョーカーみたいに自分の札と取り替えっこできます。

たしか、テーブル席が全部埋まったら、ゲーム終了。
今までの点数から、残った手札の分×5だけ点数を引いて、最終得点になります。
ただし、お約束として、手元に残したジョーカーは、マイナス10点になってしまうから、要注意です。

けっこう、頭をギシギシと使う感じのゲームでした。
人の持っているタイルは公開されているので、もっとディープに考えようと思えば、できると思いますが、わたしには、自分のタイルをどこに置くのか考えるだけで精一杯でした。

ちょっと、盛り上がりに欠けるような気もしました。
でも、頭を使うゲームが好きな人には、楽しいかもしれません。