あるはれたひに シリーズ あらしのよるに 2
読書ネタって、書くの難しいなぁと思っている今日この頃。
ドキドキする物語であればあるほど、突っ込んだことを書こうと思うと、ネタ晴らしになってしまって、この欄を読んでくれている人が、その本を手に取ったとき、楽しみを減らしちゃうのではないかと心配してしまいます。
ということで、この「あらしのよるに」の続編「あるはれたひに」のことも、あんまり書けなかったりします。
ただ、1つ書いておけば、前作と同様にドキドキします。
この男が、なんで、これだけ周りの人間に不幸に巻き込みまくりながら、自分だけがヘラヘラとおいしいとこ取りして生きていられるのか不思議です。
ちょっと反吐が出ます。
周りの人間が、巻き込んだ主人公を責めないのは、「主人公のやりたいことを理解していた」ということで、実は、わたしとしてはその部分がすごくうらやましくて嫉妬しているからこういう結論が出てくるのかもしれませんが……。
だって、この男、失業したとき落ち込んでるのも、自分の失業についてだけじゃないですか。
最後に偉そうに、
「だから医師と患者・家族をつなぐ間に俺達がいるんス!!」
なんて、偉そうなことを言っていますが、お前って、ただの見習いじゃねえか。しかも、今まで、つないだ事なんてないじゃないか。
実践を伴わない理想、しかも相手の反論を許さない理想というのに、わたしはとっても疑問を感じます。
高田 裕三 / 講談社(2003/11/06)
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最終幕を読んでいるときは、この巻のお話みたいなのがその後に来るとは、思ってもみなかったです。
人形相撲に出ている人、みんないい人だと思ってしまう。
特に、ビックサクセスな人がお気に入りです。
あと、
「マサルちん、ほーい!」
「れんげサン、ほーい。」
というので、れんげさんを気に入ってしまいました。
これから先、この人が活躍することは…なさそうですが……。
いやぁ、終わってなかったですねぇ。
この巻で完結でした。全然、記憶がとんでおります。
えーと、蕾が偉そうなことを言っていますが、贄の王子に同情するのと、実際にその立場に立ち続けるのでは、やっぱり、全然違うものがあると思ってしまいます。
まあ、この甘さもふくめて「花」なのかもしれません。
「やじきた」の続きが読みたいなぁ。
これも、「パプワくん」と同じくドロドロの後半戦を描くために、ホノボノな前半戦があるのかな?
今回、はじめてしっかりと読んでいるわけですが、昔、ペラペラと見てたときは、ヒーローが大きくなった第2部というのが存在していたと思います。そのあたりが、ドロドロ?
この物語の今のところの1番の謎は、なんで6歳にして、ヒーローとミイちゃんが、結婚しているかと言うところですな。
なんか、理由付けあるのかな。
そういえば、新作の「PAPUWA」の方には、パプワくんの彼女出てきませんねぇ。
うーむ。やっぱり、女の子は邪魔だったか(笑)