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ファン・ダイブ

珍しく日本のゲームです。
今は、どうやらボードゲーム復興の時代であるようで、日本のメーカーも、いろいろとボードゲームを出すようになってきました。
おもちゃ屋さんのメーカーも、復刻版や、新作を出していますが、グラパックジャパンは、そんななかで新しくゲームの制作に参入した会社です。
エアロノートシリーズというバインダー型のゲームを精力的に発表しています。今、一番元気な日本のボードゲームメーカーだと思います。

エアロノートシリーズは、子ども向けのゲームではなく、スタイリッシュで、ちょっと若者向きを意識したゲームです。

「ファン・ダイブ」は、そんなエアロノートシリーズの1つです。
紺碧の海にダイビングして、海の生き物の写真を撮ってくるゲームです。
「ポケモンスナップ」??

ゲームは、2人~4人で遊べます。
必ず2つのチーム(緑・赤)に分かれて遊びますので、2人か4人で遊ぶのがベストかな。

はじめは、4人で遊びました。なかには、小学校2年生の子が混ざっています。

4人でする場合は、2人ずつのチームに分かれます。
プレーヤーはみんなダイバーです。でも、チームのなかで役割分担があります。チームのどちらかがガイドになって、どちらかがビギナーになります。

ダイバーたちの目的は、海のなかの素敵な写真を撮ることです。
素敵な写真ほど高得点です。なかには、真ん中に写ってないのや、ピンぼけも。そういうのは、得点が低くなります。
「ポケモンスナップ」???

ガイドさんは、自由自在に泳ぐことができます。魚がいそうなポイントに潜っていきます。
ビギナーさんは、ガイドさんの隣まで一気にワープすることがてぎます。

ダイビングですから、空気は大切です。ボンベのエアがなくなったら、ゲーム終了になります。
エアは、時間の経過や、イベントなどで減っていきます。
でも、もう1つエアが減少する重要な要素が。それが、深度です。深く潜れば潜るほど、エアの消費が激しくなるのです。
でも、この深度によるエア消費は、1人が浅いところにいると浅い方にあわせて減っていくので、2人が離れて泳ぐというのも作戦です。

始めルール説明を聞いたときは、ビギナーになったらやること少なくて楽しくないんじゃないかと思ったのですが、そんなことはチームワーク大切で、色々考えることもあって、そんなことなかったです。

イベントが、結構な確率でおこります。魚も、けっこうフラフラと水の中で位置を変えていきます。
たまに、ベテランのはずのガイドさんが明後日の方に行っちゃって、ビギナーさんだけで写真をとったりすると、その状況を見て、いろいろお話作って大笑いできます。

ギチギチに考えて勝ちに行くプレーをすると雰囲気がこわれちゃうかなぁ。
のんびりと海に潜ったときの気分で、遊ぶのが吉です。

ゲームとしては、あっさりとした軽めのゲームです。
これなら、子どもでも遊べそうだし、雰囲気もいいし、1つ買ってもいいなぁと思いました。

2年生の子が、これを滅茶苦茶気に入っておりました。

この後、なんとその子と2人で、2回もこのゲームをしました。
2人でする場合は、1人でガイドさんの役もビギナーさんの役もします。
そうすると、かなり遊びやすいです。
でも、自分が思っていたのと違う方に相棒が泳いでいって、

「オイオイオイ」

とツッコミを入れるプレーの方が、わたしは楽しかったかな。

「水の中なので、会話できない(笑)」

とか言って、人にアドバイスは聞かないやつですから。

引き潮と満ち潮

連鎖が楽しい2人用のカードゲーム。
後半は、大連鎖が起こります。

でも、前半わたしは、

「わからーーん。どういうことやーー」

と叫びまくっておりました。
対戦相手の方が、

「これは、こっちに置くと連鎖しますよ。そうそう」

という感じで、大変親切に教えてくださいました。
そして、後半、連鎖がおこってくると、ちょっとおもしろくなってくるという。人間って、自分勝手なものですねぇ(「人間」なのか「りん」なのかは不明)

ちょっと難しい、未経験者は、経験者にはまず勝てないタイプのゲームかな?
でも、連鎖すると気持ちいいです。

対戦相手の方は、対戦するのは初めてだけど一人遊びも出来るゲームということで、そこでいろいろと研究されていたそうです。

研究が必要ですな。
もう1回遊ぼうと言われたら、ルール覚えてないですが。ネットでも、あんまり説明されているページがないですね。
難しいということか?珍しいということか?
どっちでしょう。

クク

5月の「京都ドイツゲームサークル」からネタを振っていたのですが、覚えている人はいませんね(笑)。

えーと、5月の「クク」は、わたし絶好調でした。多分、1番お金持ちだったと思います。
そのまま浮かれた気分で、6月の「クク」に突入したわけです。

「おれって、『クク』強いんちゃう」

思い過ごしでした。
いきなり、1枚、2枚、3枚の子どもの時間の場代を全部払ってスタート。
その後、まわりまくった「ネコ」にやられてしまいました。
そして、最後の極めつけは、「道化」を持っている時にいきなり「クク」宣言をされてしまったりと、散々でありました。

「あー、早く荷物まとめよう」

その分、後かたづけが早くすんだという。