7月の京都ドイツゲームサークルに参加させていただきました。
遊んだゲームは、
「6ニムト」(6人)
「ノイ」(6人)
「ピット」(6人)
「アブ・ディ・ポスト」(6人)
「キンダーカタン」(4人)
「ココタキ」(4人)
「ねことねずみの大レース」(4人)
「カタンの開拓者たち」(4人)
「レーベンヘルツ」(4人)
「トレンド」(4人)
「リミット」(4人)
ぐらいだったかな。
少人数で、新しい方が多くきておられました。
7月の京都ドイツゲームサークルに参加させていただきました。
遊んだゲームは、
「6ニムト」(6人)
「ノイ」(6人)
「ピット」(6人)
「アブ・ディ・ポスト」(6人)
「キンダーカタン」(4人)
「ココタキ」(4人)
「ねことねずみの大レース」(4人)
「カタンの開拓者たち」(4人)
「レーベンヘルツ」(4人)
「トレンド」(4人)
「リミット」(4人)
ぐらいだったかな。
少人数で、新しい方が多くきておられました。
仕事がちょっと、テンパっています。
今夜を越えて、明日、京都に行けるのか?
行けないかも……。
ピット
今回、いきな子どもたちにヒットしたいたのが、「ピット」でした。
実は、前回ぐらいから、大人たちの間では遊ばれていたんですよ。
子どもたちの間から、
「おとーさんたち、うるさすぎー。ケンカしてるのー?」
という子どもたちの非難をあびながら、楽しそうに大人だけが遊んでいたわけです。
で、わたしは、イエローサブマリン京都店に行ったとき、この「ピット」の箱を見つけたわけです。
速攻買いですよ。
そして、速攻すぎました。
買った「ピット」は英語版。なんと、日本語のルールがないという(泣)。
いや、簡単すぎるほど簡単なルールなんですよ。
なくったって出来るし、訳すのだって英語だし、難しくない。
でも、わたしのような小心者は、ちょっと気になるんですよねー。
そして考えたのが、この前「うつぼゲーム会」で遊ばれていたぞ。今回も、これを持って行って、遊び方を教えてもらおう。
「うつぼゲーム会」に行ってみると、前回遊ばれていたピットがちゃんとありました。
しかも、よく見ればそれば、なんと「日本語版ピット」ではありませんか。
もちろん、ルールも、日本語でした。
これも、ご迷惑をおかけしているゲームファミリーさんの物でした。見せていただくことをお願いすると、快く貸してくださいました。
ほぼ、準スタッフ。というか、スタッフ以上にスタッフです。もっと、精進せねば。
気になっていた部分が全部解決いたしました。
解決したら、遊びたくなるのは、人の常(笑)。
さっそく、子どもと試します。
いきなり、小学校就学前の子も入れてです。
大丈夫。大丈夫。
「ファミリーで子供と遊ぼう」のページでは、「小学生低学年から楽しめるゲーム」に分類されています。
この子は、あの8歳以上のゲーム「カルカソンヌ」で、わたしを破った子どもです。
もうあの時点で、小学校卒業です(笑)。
ヨーイ、スタート。
手札が9枚ずつ配られます。遊ぶ人数によって、使うカードが変わるところは、「そっとおやすみ」と似ています。あれは、4枚の同じ絵のカードを人数分組使いましたが、「ピット」は9枚の同じ絵柄のカードを人数分組使います。
シャッフルして配られていますから、手札は、バラバラです。
これを人と交換して、全部、同じカードにするのが目的です。
うーむ。このあたりも、「そっとおやすみ」と似ていますねぇ。
でも、カードは9枚です。「そっとおやすみ」みたいに、1枚ずつとなりに渡していたのでは、なかなか揃いません。ジョーカーだってありません(基本ルールということで、牛カード、熊カードは使っていません)。
交換のしかたは、大胆です。
なんと、ゲームがスタートしたら、一斉に自分の交換したい枚数を叫びます。
「1枚!1枚!1枚!」
「2枚!2枚!」
そして、枚数が合致した人と、いらないカード同士を交換します。
このあたりは、「そっとおやすみ」とは、正反対。
うるさいわけです。でも、熱くなって、盛りあがるところです。
ただし、交換するカードは、全部同じ絵柄じゃなくちゃいけません。それから、1枚から4枚までの間で交換しなければなりません。
時には自分が、
「4枚」
と叫んでいても、だれも4枚交換がいなくて、
「3枚」
という人がいたら、すかさず自分も枚数を減らして3枚だけ交換するというテクニックもあります。
自分の手札が全部、9枚揃ったら、テーブルの中央のベルを『チン』と鳴らします。
これが、気持ちいいんだ。
わたしのは、もちろんベル付きです。ベル必需品。
で、1回やってみたのですが、小さい子、ちょっと無理っぽい?
無理っぽい理由を考えてみると、最大の問題は手が小さいことです。
9枚のけっこう大きなカードを持ってプレーすることは、かなり難しい。
そして、そのせいで、1番最初カードを配られたとき、揃っているカードを種類別に並べたりするじゃないですか。
↑ ベテランプレーヤーは、手札の内容を知られるのを嫌うため、あえてバラバラにしておく人もいますが、わたしや子どもは、揃えるわけだ。
その揃えるのが、メチャクチャ遅いんですねぇ。
あと、ベルが届かない。
でも、逆に言うと、遊びにくい部分って、それだけなんです。
1番対処が簡単なのは、ベルをその子の前におく。
それから、カードは別に持たなくても、テーブルに置いてふせておいてもいい訳です。自分でも見えないわけなんですが、揃っているカードと揃っていないカードの別や、揃ってないカードが何枚ずつあるのかは、伏せていても分けておけばわかります。
あと、覚えておかなくちゃいけないのは、「自分が何のカードを集めているか」ぐらいの物です。
最後。自分の手札を並べる時間がない。これも簡単。この子が、自分のペースで並べて、並び終わったら、この子が、
「ゲームスタート」
の合図を出せばいいわけです。
そう。最初カードを並べるのに時間がかかりますが、後は対等に出来るのです。
「2枚!2枚!あぁ、1枚でいいわ」
とかも、すぐに出来るようになって、ベルも何回か鳴らしていましたよー。
このゲームで、何よりも楽しい瞬間は、ベルを『チン』と鳴らすことです。
大人でも、気持ちいい。
そして、けっこうみんな一緒に揃うことも多いので、
「あー、わたしも揃ったのにーー」
とかいう悔しそうな声も聞こえてきます。これがまた、賞賛の声に聞こえてくるんですよ。
ガックリくる瞬間は、交換した手に入ったカードと交換に相手に差し出したカードがまったく同じだったときです。
ヘニャヘニャとなります。
そして、またそれを交換に出してみたら、相手も同じカードを出して、交換が成立したりということも、最初のうちはありました(笑)。
同じ相手と、同じ枚数交換してはいけない。同じカードがぐるぐるまわっていることも多いから。
単純で、熱くなれるからでしょうか、その後、子どもたちにも、何回も遊ばれていました。
そして、それを後で見たベテランスタッフが1言。
「おぉ。子どもたち9枚でやっているのか。6枚ぐらいにカードへらしてもよかったのに」
さ、さすが。
そんなことは、思いもよらなかったわたしでした(笑)。
こんな感じの楽しいうつぼゲーム会でした。
この手のゲームには、やっぱり日本語訳が必要ですねぇ。
最近の「うつぼゲーム会」のヒットゲームです。
以前から、
「このゲームを遊びたい」
というご家族、子どもはおられて、もちろん、その希望に答えて遊ばれていたのですが、その希望がかなわないことも多かったゲームです。
なぜ?ルールが複雑すぎて子どもにはわからないのか?
いえいえ、子ども用のゲームです。
なぜ?人数の幅がせますぎて、せっかく遊びたくても、人数が集まらない、もしくは、多すぎるなんてことがあったのか?
いえいえ、人数は3人から6人と集まりやすい人数です。
なぜ?ゲームに時間がかかりすぎる?
いえいえ、30分もかかりません。それに、長いゲームでも、「うつぼゲーム会」はOKです。
その理由は、スタッフが対応できない。
もちろん、ベテランスタッフは出来るのですが、わたしにはできない。
なぜなら、このゲームには、日本語のルールがついていないから。
どうやら、日本で発売される前に、ドイツで直接購入されたか、ドイツから直輸入されたゲームのようです。
さすが、「世界のボードゲームを広める会 ゆうもあ」が関わっているだけあります。置かれているゲームもワールド(特にドイツが中心ですが)に広がっています。
これでは、いけないということで、ベテランスタッフに、教えてもらって、ご家族と一緒に遊んできました。
対応できるスタッフも増えたということで、「ハニーロード」は、大人にも子どもにも引っ張りだこでした。
子ども用のただ単純なチェーンの引っ張り合いのゲームです。チェーンを引っぱって、だれかのくまを中央の穴に落とせば、ハチミツをもらうことが出来ます。
これが、大人の引きでは落ちなくて、なぜか、子どもが引っぱると落ちるという。
「なんでやー」
と大人が叫び出すゲームです。こういうゲームは、子どもは得意になって遊びます。
子どもが楽しそうだと、やっぱり大人も楽しそうです。連れてきた甲斐があるってもんですね。
ハチミツは、ガラスでできているのですが、色がとっても綺麗です。昔、ビー玉の袋を買うと、1個か2個、油だんと呼んでた、全体に泡がういているような綺麗なビー玉が入っていたのですが、ちょっとアレに似ています。なんか、おいしそうです。
そして、チェーンとクマの立体ゴマ。
「穴掘りモグラ」と同じように、箱全体がボードになっています。四角い箱に、まるい同心円の描かれたボードがのっていて、中心には穴が空いています。そのあたりも、楽しさを醸し出しています。
あぁ、そういえば、紙が入っていないためにいつも「うつぼゲーム会」では、遊べない「カヤナック」も、箱全体がボードになっていて、子どもを引きつける物を醸し出しています。
全然ちがうゲームなのですが、子どもを引きつける似たポイントというのがあるのかもしれませんね。
で、ルールなのですが、自分が覚えて帰ってきたルールと、今、ネットで調べたルールでは、若干の違いが……。
子ども用ゲームは、ステップの違いによって、アレンジのルールがいくつもあったりしますので、それかもしれませんが……。
まぁ、ルールなんか知らない子どもたち同士でも、自分たちでルールを作って遊んでいたそうなので(そして、チェーンを引っぱってクマやハチミツを落とすというところはおおむね間違っていなかった)、そんなにこだわらなくてもいいのかもしれません(笑)。
正式なルール、正式なルールと言っているのは大人だけ。
子どもたちにとっては、おもしろそうなもので、おもしろく、それなりに公平に遊べたら、それでいいのかもしれません。
まぁでも、スタッフとしては、それでも、正式なくわしいルールを知っておく必要はありますね。
どっかに、日本語訳のルールないかなぁ。
日本で発売されているのを買うか?
見た記憶はないけど、本当に発売されているのか?