更新雑記,遊んで育つ

Webでも調べて見たのですが、言葉のやり取りは、本当にいろいろなバージョンがありました。
オニにしっぽがあるやり取りもありまして、それがどうやら古い形のようです。

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春休み。
うつぼゲーム会のイベントで「伝統あそび」をいろいろと教えてもらいました。
たくさん教えていただいたのですが、例えば「ことしのぼたん」というような遊びです。

♪ことしのぼたんは よいぼたん
 おみみをからげて すっぽんぽん
 もひとつおまけに すっぽんぽん

輪になって遊んでいる子どもたちのところに、オニの子どもがやってきます。

オニ   まぜて
こども  いや
オニ   どうして
こども  どうしても
オニ   うみにつれていってあげるから
こども  うみぼうずがでるから いや
オニ   やまにつれていってあげるから
こども  やまぼうずがでるから いや
オニ   じゃこんどうちのまえをとおったら、てんびんぼうでぶつよ
こども  じゃ いれてあげる

子どもたちは、オニの子を入れてまた輪になって遊びはじめます。

♪ことしのぼたんは よいぼたん
 おみみをからげて すっぽんぽん
 もひとつおまけに すっぽんぽん

オニ   あたし かえる
こども  どうして
オニ   おひるだから
こども  おひるの おかずは なあに
オニ   へびとかえる
こども  いきてるの?しんでるの?
オニ   いきてるの
こども  じゃあ さようなら  

オニの子は、輪から離れていきます。

こども  だれかさんの うしろに へびがいる 
オニ   わたし?
こども  ちがうよ

これを2回ぐらい繰り返したあと、

こども  だれかさんの うしろに へびがいる 
オニ   わたし?
こども  そう

「そう」の声で、オニの子は、みんなを追いかけます。みんなは、逃げます。オニに捕まった子が、次のオニになります。

こんな遊びです。
わたしと同じぐらいの年齢の方に聞いてみると、こんな遊び知らないと言っておられました。でも、わたしは、かすかに遊んだ記憶があります。

すごい遊びです。まず、遊びの部分は、はっきりいって最後のオニごっこの部分だけです。あとのそこにいたるまで、延々とお芝居をしている。
そして、そのお芝居の内容が、またすごい。
「まぜて」と言っているに「いや」って答えているんですねぇ。
そうすると、今度は、「うみにつれてってあげるから」とか、物量攻撃でくるわけです。それでも、「いや」って言われる。
最後は、「じゃこんどうちのまえをとおったら、てんびんぼうでぶつわよ」。暴力できたかい!みたいな。
わたしも、遊んだことあると書きましたが、このセリフを言った記憶はないです。地方によって伝わっている言葉は違うようですので、こう言ってなかったのかもしれませんし、意味もわからずに言っていたので、記憶にないだけかもしれません。

なんか、イジメのようなニオイもします。問題あるように感じます。
でも、この遊びのなかに、実はすごい大切なものが内包されているように感じたのでした。
さて、その大切なものとは?それは、次回に書いていきます。

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これで、3月うつぼゲーム会のボードゲームのレポート終了です。

でも、4月うつぼゲーム会が、きのうあったので、1カ月遅れとなってしまいましたな。

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ヘキセンレンネン

さて、お留守番組のわたしも、後半は「伝統ゲームを遊ぼう」のイベントに参加しましたそのときに考えたことなどは、別レポートであげたいと思います。

うつぼ会館に帰ってきてから、再びゲームが始まります。

遊んだゲームは、メモによりますと「ガイスター」。ガイスター??やったっけ?
さすがに、1カ月近くたっていますので、だれと遊んだかすら覚えていません。

次に、遊んだゲームは、多分、「うつぼゲーム会」では、はじめてのゲームのはずの「ヘキセンレンネン」。4色の魔女のレースゲームです。

お母さんと、子ども2人と、わたしの4人でするつもりでしたが、スタッフの1人がこのゲームをやったことないということで、わたしは、インストラクターに徹します。

ルール自体は、とっても単純で簡単なゲームです。
ただ、ちょっとセットアップに時間がかかるなど、ゲームが始まるまでに時間がかかるところがあるゲームです。
逆にいうと、ゲーム会のようにゆっくりとゲームを楽しめる時間がもてないと、なかなか遊べないゲームということです。

それぞれ、自分の色を決めます。
色を決めたら、自分のコースタイルと、魔法カードと、魔女コマを取ります。

コースタイルは、特殊な魔法タイル3枚と2~10までの数字がかかれたタイルがあります。
まずプレーヤーは、このタイルを4枚ずつの3つの山にわけます。3つの山に必ず1枚ずつ魔法タイルが入るようにしなければなりません。
そして、全員の1の山同士、2の山同士、3の山同士を裏むけて混ぜ合わせます。

裏むけて混ぜ合わせたタイルをならべていきます。これが、このゲームのコースになります。ならべ方は、1列です。ようするに、すごろくのマスですね。
1の山は序盤コース、2の山は中盤コース、3の山は終盤コースになります。この終盤コースにゴール用のタイルをつなげれば、コースは完成です。
序盤、中盤、終盤の間には、目印用に魔法の杖をおきます。

このあたりのセットアップが、ちょっとめんどうといえばめんどうです。レースが始まるまでに、これだけの手順が必要です。
でも、このコース作りから作戦が始まっていますし、ランダムでレースのコースが作られることによって、何回でも違った展開が楽しめるところがいいところです。

ゲームが始まってしまえば、かんたんなすごろくです。だから、今回、とっても小さい子も混ざって遊ぶことができました。
サイコロをコロコロとふって、出た目だけ魔女のコマを進めます。自分の魔女コマは3つありますが、3つのうちどの魔女を動かしてもOKです。

コマが止まったコースタイルが、もし裏をむいていれば、表にします。もし自分の色のタイルで数字タイルだったら、その数だけ前に進むことができます。他人の色の数字タイルの場合はその場でストップ手番終了です。
コースタイルが表向きの場合も同じく、自分の色のタイルならば前に進めて、他人の色の数字タイルの場合はその場でストップ手番終了となります。

止まったコースタイルが、自分の色の魔法タイルだった場合はラッキーです。魔法カードを出して、その魔女をさらに進めることができます。

止まったコースタイルが、他人の色の魔法タイルだった場合はアンラッキー。そのタイル色の人が魔法カードを使って、自分の魔女をバックさせるかもしれません。

さて、このゲームの派手なところは、これらの効果で移動した後のタイルも、裏むけられていれば表向けなければなりませんし、特殊効果を発揮するのです。

だから、サイコロを振って自分の数字マスに入れば、

ジャンプ

また自分の数字マス、

ジャンプ

なんて連鎖ができる可能性もあるわけです。1回のジャンプで最大10マス跳びますから、これが連鎖するとすごいことになります。

そして、バックさせられるときは、相手の出した魔法カードの指定する数だけバックします。だから、

他人の色の魔法カード

バック

また、他人の色の魔法カード

バック

なんていう、意地悪な連鎖もおこすことができます。

あと、だれかが、3つのコマをゴールさせればその時点でゲーム終了なのですが、3つコマをゴールさせた人が勝つとは限りません。
ゴール用のタイルには、点数がかいてあり、できるだけ高い点数のゴールに、できるだけたくさんのコマをゴールさせなければならないのです。

さて、実際のレースです。

今回は、ゲーム前に子どもたちにタイルのルールを説明するのが難しいということで、1回とりあえずやってもらおうということで、コースタイルをランダムに3つにわけてもらいました。
本当なら、このタイルの分け方も、けっこう作戦のうちです。最初の方に大きな数字をかためてロケットスタートを切るとか、いろいろ考えられると思います。
次回からは、その作戦も気にしていきたいです。

コースを作って、スタートです。

最初は、コースタイルが全部裏むいていますし、けっこう、自分のタイルって踏まないものです。でも、コースタイルが表むいてくると、自分のタイルの場所も見えてきて、積極的にジャンプすることができます。

序盤コースから中盤コースにかけて、スタッフの数字マスが、3連鎖ぐらいしておりました。
ここを踏んだら、一気にジャンプというポイントがありますので、コマをどんどんそこにのせて、前に進んでいました。

それに対して、子どもたち2人は、それほど速くはないけど、まあまあのスタート。

お母さんは、子どもたち2人にイジワルされた感じで、魔法カードでバックさせられておりました。

今回、このゲームやっていて、ちょっと残念に思ったのは、机です。
机の上にボードを広げてやると、どうしても小さい子は、自分のコマまで手が届かないのです。それで、大人がかわりにコマを動かしてあげることになるのですが、できたら、自分のコマは、自分で動かせてあげたいなぁ。
会場の性質上、なかなか、床でプレイするわけにはいかないのですが、ちょっと今後の課題として覚えておこう。
小学校高学年ぐらいになれば、身長も出てきて問題ないのですが、小さい子だからこそ、自分で動かせてあげたいなぁと思ったりしていました。

もちろん、それがなくても充分に楽しんでくれていたのですが。

結局、コースのなかに連鎖ができるかどうかというのは、けっこう大きな要素で、スタッフが3つともゴールさせていたと思います。
最初に、お母さんを魔法カードで叩きすぎて、スタッフを叩こうと思ったときには、カードがなかったということもあります。うーん、作戦としては、トップを叩くべきだったかも。

終盤コースは、けっこう混戦状態でした。みんなの魔法タイルがけっこうかたまっておかれたために、なかなかゴールができないという状態に。
自分の色のコースタイルのジャンプが、他人の色の魔法タイルにつながったりして、

「どうしても、ゴールできないーー」

とひめいがあがっておりました。

このゲーム、思ったよりも長い時間かかりました。

そして、このゲームが終わって、「3月うつぼゲーム会」が終了しました。

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4月のうつぼゲーム会が、終了しました。

連休の始まりの日曜日という好条件もあってか、たくさんの方が
来てくださいました。
最高時には、40人以上の人が、靱会館の一室に。
盛況です。

わたしが遊んだゲームは、

「ハムスター」
「ハムスター」
「ハムスター」
「クレージーチキン」
「ヒューゴ」
「ガイスター」
「ノイ」
「カルカソンヌ
(追加セットⅡ)」
「アンダーカバー」

などなどでした。 

わたしが、オススメしたゲームは、

「ヘキセンレンネン」
「穴掘りもぐら」

などなどでした。