2003年03月一覧


3月京都ドイツゲームサークル その4 遙かなるミシシッピ川

ミシシッピクイーン

「持ってるけどやったことのないエポック発のゲームをしよう」企画第2弾です(笑)
ちなみに、第1弾は、「エルフェンランド」で、第1回の京都ドイツゲームサークルで遊ばせてもらいました。

「6ニムト」と「アフリカ」は、けっこう遊んでいますので、次回は、「ニューエントデッカー」を持っていこうと思います。
長そうなのですが、だれか遊んでくれますか?

「ミシシッピクイーン」は、蒸気船のボートレースのゲームです。
カッチョイイ5色の蒸気船のコマを動かして遊びます。
このコマのどこがカッチョイイかというと、船は外輪船のかたちをしているのですが、この外輪の部分が動くんです。

もちろん、外輪の部分が動くのには、ちゃんと意味があります。
外輪には、1から6までの数字がかかれています。左の赤い外輪の数字は、その船のスピードを表し、右の黒い外輪の数字は、その船の石炭の残量を表します。

ゲームの目的は、2人のお嬢さんを船に乗せて、できるかぎり速くゴールすることです。

船は、6角ヘクスで表された川のゲームボードの上を走っていきます。
ボードは、いくつかに分かれていて、先頭の船が新しい川のボードに入った時点で、次のボードを継ぎ足します。ミシシッピ川は、グネグネと曲がりくねっているので、川が直進しているのか、右折しているのか、左折しているのかは、その時にならなければわかりません。

また、川の所々には島があって、そこには、お嬢さんたちが待っています。船は、ゴールするまでにこのお嬢さんを2人船に乗せなければなりません。
思いっきりスピードを出している船に、スカートのお嬢さんが飛び乗れるはずはありませんので、お嬢さんのいる船着き場では、船のスピードを1まで落とさなければなりません。

はじめは全員、スピード1、石炭残量6からスタートします。
自分の手番ではプレーヤーは、スピードを1変化させることと、船を1回だけ60度の角度にカーブさせることが出来ます。
しかし、川には障害物もたくさんあります。ときには、川が思わぬ方向にカーブすることもあります。また、レースの駆け引き上、どうしても相手を引き離したいときもあります。お嬢さんのいる船着き場の前なので、減速をしなければならないこともおこります。
1以上の急なスピードアップや、スピードダウン、急カーブの時などは、その度に、石炭を消費していかなければなりません。
最初は6ある石炭ですが、ゲーム中減ることはあっても増えることはありません。
0になってしまえばそれ以上は、無茶な運転がいっさいできなくなります。そのまま、島にぶち当たったりしてしまえば、ゲームオーバーになります。
だから、石炭は、ここぞという勝負どころで、しっかりと使っていかなければなりません。

2人のお嬢さんをしっかりと船に乗せて、すべてのミシシッピ川のボードを走りきれば、ゲーム終了です。

さて、ゲームスタートです。
5人でできるゲームということで、最大人数の5人でスタートしました。でも、途中、まだ序盤のあたりで、事情のため1人抜けてしまったので、ほとんど4人でのレースとなりました。

スタート。
みんなは、スピードを1から2へ上げてのごく真っ当なスタートです。
わたしは、いきなり石炭を1使って、スピードを3まで上げてのロケット(というほどでもないか)スタートを切りました。

やけくそではなくて、もちろん作戦があります。
トップを走るというのは、確かに川の流れがよめないというリスクがあります。スピードを出して走っていて、突然、前に障害物が現れたりすると、石炭を大消費してそれをされることになったりする可能性があるわけです。
でも、川はとても幅が狭いのです。前に船がつまっていると、それらを飛び越えて進むことはできません。特にお嬢さんをのせる船着き場のあたりは、島があったり、前を進む船が減速したりと混み合ってしまいます。
このゲームは、手番が「左回り」とか限定されていません。トップを走っているものから順番に自分の船のコマを動かしていきます。
ですから、トップを制していると、いいポジションを制しやすいのです。

作戦は、とにかくトップを維持して、はやくお嬢さんを2人乗せて、一気にゴールに躍り込むです。

コロコロ。
川の流れの向きは、サイコロを振って決めます。六面のダイスには、右と左と直進の矢印が描いてあり、出た目通りに次の川のボードをつなげていきます。
川の中には、船着き場がある島があることがあって、そういった島には、お嬢さんが船を待っているのです。

「小屋があるから、ここには、お嬢さん2ひきね」
1ぴき、2ひきって言わない!」

減速して、船着き場に到着します。

「では、お嬢さんを1人拉致します(笑)」
拉致って言わない!」

なんでしょう。ほら、普段、こういうふんわりスカートでパラソルさしたお嬢さんにあんまり縁がないもんだから、きっと照れているんでしょう。

ゲットしたお嬢さんは、手元においておきます。船に乗せなくてもいい(笑)。
船の構造上、思わず乗せたくなりますが……2人は乗れないんですねぇ。
でも、誰が何人のお嬢さんを乗せているのかというのは、けっこう大事な情報だから、乗せて見えるようにするというのは、けっこう良いアイデアだと思います。

サイコロの出目もそれほど悪くなく変な方向に川が曲がることもなく、最初のダッシュもきいて、お嬢さん2人もゲットして、順調にトップを走っています。
いよいよ、最終のボード。ゴール地点が、見えてきました。

ゴールするときもお嬢さんを乗せるときと同じで、ゴール地点の船着き場に速度1で止まらなければなりません。
後から、わたしの船についてくる船が1艘ありますが、ここまでくれば、もう大丈夫でしょう。

減速して、スピード1。あと1マス。次の手番には確実にゴールです。
後の船も、横からゴール地点を目指してあと1マスのところに移動。スピードは2。

3位、4位の人も動かしていきます。

???

次の手番は、もっとも前を走っている船からです。そして、どちらも同じ場合は、スピードの速い方から。

えっ!

ゴールまでの距離は、わたしも、相手も1です。
そして、スピードは、わたしが1。相手が2。

いすから転げ落ちました(笑)
最後の最後で!

相手の手番が先です。

「1減速して、スピード1にして、ゴール!」

「そのままの速度で、1進んでゴール」

最後の最後に、逆転2位……。
これは、どう考えても、最後に気を抜いたわたしの操船ミスでした。

最後の最後にさられてしまいましたが、なかなか、楽しいレースでした。



ギプフ 白と黒

いよいよ、プレイする日がやってきました。
久方ぶりに、

「オバケしよう」

とやってきた5年生ですが、今日は、時間もいっぱいあります。
なんか、話を聞くと、昨日卒業式で、もう午前中で授業が終わるようになったのだそうです。
うーむ。春休みになると、また、遊べなくなるなぁ。そろそろ、本年度の遊び納めになりそうです。

「今日は、『ガイスター』と違って、こっちの2人用ゲームするで」

ということで、「ギプフ」です。

わたしもはじめて、相手もはじめてなので、コツみたいなものは、全然わかっていません。それどころか、どんな勝負になるのか、どれぐらい時間がかかるのかすらわからないドキドキの中のスタートです。

ギプフは、ゲームボードじょうに、白いコマと黒いコマを交互に配置していくアブストラクトゲームです。
コマは、黒白どちらも、15個ずつあります。プレーヤーは、それぞれ自分のコマの色を決めます。
ゲームボードは、たくさんの線が引いてあって交差しています。線と線の交差のしかたは少し変わっていて、碁盤や将棋盤のように直角に2つの線が交差しているのではなく、60度の角度で3つの直線が交差しています。
だから、ゲームボード上には、正方形ではなく正三角形がたくさんかかれることになります。囲碁と同じように、正三角形の中ではなく交点の上にコマがおかれていくきます。

線の一番端からコマを押し入れます。すでにボードに配されているコマは、そのコマに押されて次の交点に移動します。ただし、押されたコマが反対側の端から出てしまうような押し入れ方はできません。

こうして、交互に端から自分のいろまコマを押し入れていきます。
同じ色のコマが4つそろうと、そのコマを自分の手元に戻して、ボードに押し込むコマとして再び利用することができます。そのとき、その4つのコマに直線上で接続しているコマも一緒に取り除きます。これが、自分のコマの場合は、リザーブとして使えますし、相手のコマの場合は、捕獲して相手に再利用できないようにすることができます。

最終的に、どちらかの手番で押し込むコマがなくなったほうの負けになります。

こうやって書くと、また、ちよっとマニュアルだけ見ていると、難しそうなゲームに思えます。
実際に、今、書いていて一番表現しにくいゲームの1つです。
他のページの紹介では写真などもありますので、あわせて見ていただければいいと思います。

しかーし。
このゲームも、やってみるとルールを理解するだけならけっこう簡単です。
奥は深そうですが。

5年生も、わたしも、ルールだけは理解してプレイ。でも、どこにコマを配置していけばいいのかというのは、イマイチ理解していません。

とりあえず、相手のコマをとれるように配置していきます。相手は、はじめてということで、どこに注意したらよいのかわからなかったのか、ポンポンと相手のコマを3枚ぐらいぐらい取ってしまうと終了してしまいました。

もっと、時間がかかるかと思っていましたが、はやっ。
インストもいれて、20分ぐらい?

「もっと、自分のコマがかえってくるようにせんとあかんのかなぁ…」

というのは、5年生の子のつぶやきです。
ちょっと、一方的な戦いだったので、いやになってないかが心配だったのですが、そんなことはなさそうで少し安心しました。

その後、時間がちょっと余ったので、彼のリクエストに応えて「ガイスター」を1回。
負けませんで~。
ということで、いつものパターンの脱出完了です。